ティップス

折ったロッドの修理

　先週、枝に掛かったルアーを回収しようと、不用意にロッドをあおったら、ポキンと折れた。あまりにもシロウティー。(泣)

　新品はもとより、ティップセクションすら買うお金も無いので、帰りがけに釣り具店に寄り、印籠継ぎ用のソリッドカーボン、径3mm を買ってきた。300円。

　テーパーの細い側をサンドペーパーで削り、径を小さくするとピッタリ！　削る感覚が、鉛筆の芯そっくり。(笑)

　瞬間接着剤では、位置決めがうまく行かないと思ったので、ボンドのクリアで慎重にガイドの位置を見ながら接着。仕上げにダイソーのマニキュア・クリアを塗って修理完了。

　昨日の釣行では、どこを折ったの？　と思えるくらいに快調に使えた。無いものは作る。壊れたものは直す。NZで学んだこと。

　しかし、先週、折った後でスペアとして使った80年代後半のスピニングロッドと思うと、確かに隔世の感がある。でも、ナイロンの糸と、ああしたダヨンダヨンのロッドで釣るのも、味があって良いし、釣り人の腕が分かるかなと思った次第。

　そんな腕は無いけれど。うどん屋の釜。湯うだけ。(笑)

追記：前回応急処置の後、T先輩のアドバイス：「上記の修理方法では、突然、再びポキッと折れることがある！」に従い、周辺をエポキシ接着剤とグラスファイバーテープにて補強した。

　手順を間違え、テープを巻く前にドライヤーでエポキシ接着剤を暖めたので、トロトロになりすぎて出来上がりが不細工になった。けば立ちをカミソリで整形し、細目のサンドペーパーをかけた。

　後は、ロッドビルディング用の黒い塗料を塗って完成。これで50cm 級まで大丈夫。（笑）

　人が見たら卒倒しそうな出来映えだが、これで良し。(^_^;)

---

ティップス　　　目次へ

サイトマップ

ホームへ

お問い合わせ